ちえの庭

一主婦の日々です。脳梗塞で左片麻痺になった夫を介護しながら、日々を丁寧に、健康に、暮らしたいと思っています。そんな日常と日々の知恵です。

玄関周りのグランドカバーは玉竜か芝桜がオススメ

昨年の春先に玄関周りのグランドカバーに芝桜(シバザクラ)を植えました。

それがよかったので、ご紹介します。

 

芝桜というと、近年、公園に広々と植えられた芝桜が花の絨毯となり、各地で春になると話題になっています。秩父羊山公園山梨県の富士芝桜まつりなど有名です。

 

それまで、わが家の玄関周りのグランドカバーは、玉竜(タマリュウ)を植えていました。

玉竜は病気や害虫に強く、どんな土でも育ちます。人に踏まれなければ、丈夫で長持ちな多年草です。密集して生えるので、雑草が生えずらいです。たまに、1本だけ雑草が出て、花を咲かせたりしますが、抜いてやれば大丈夫です。

 

今でも日当たりがそれほど強くないところには、玉竜を植えたままにしています。

特に水やりをしなくても、雨だけで何年も緑が青々としています。

枯れた部分は、ハサミなどで切ってやると、一時的に切り口が白くなりますが、1ヶ月ほどで元通りになります。


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玉竜の丸っこいところ、濃い緑が好きです。

地面を覆う、青々とした緑は心を癒してくれます。

 

でも、玉竜は乾燥に弱いのです。

1箇所、屋根がかかり、雨が当たらない場所があります。

そこは日当たりがとてもいいのです。そこに植えていた玉竜が、長期のお出かけで、水をやれずに枯れてしまいました。

 

もう一度、そこに玉竜を植える選択肢もあったのですが、できれば、乾燥に強い緑を植えられないか、と2年くらい迷っていました。

 

散歩の時など、家々の玄関周りのグランドカバーに何が植わっているのかを見ていました。

春先に芝桜が植えられているお宅があり、わが家でも芝桜を植えてみることにしました。


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調べてみると、芝桜もとても丈夫。玉竜よりもっと強いことがわかりました。

芝桜は、多年草で、痩せた、乾燥した土地でも丈夫に育ちます。土のない岩肌に生えていることもあります。土も必要ではないのかもしれません。

 

昨年の夏も猛暑で、枯れてしまうかも、と心配して出かけたのですが、帰ってくると青々としていました。

 

1年を通してみて、濃いピンクの芝桜、ダニエルクッションは、とても丈夫だとわかりました。

大して水やりをせず、放置したのですが、枯れる葉もなく、今年もきれいに花を咲かせました。

一方、白や紫の芝桜(リトルドットやオーキントンブルーアイ)は濃いピンク(ダニエルクッション)に比べて弱いようで、葉の一部が枯れました。


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そこで、今年は濃いピンクの芝桜を増やしました。

ただ、白や紫の芝桜も枯れて朽ちた訳ではなく、春になると枯れたところから緑の葉が茂ってきました。丈夫ですね。


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芝桜は丈夫で便利です。

①乾燥に強いので、水やりをマメにする必要がない。

②栄養をやる必要がない。痩せた土でいい。

③春になると勝手に花が咲く

④花が咲き切った後、花がらを取るのが簡単。

⑤花がない時期でも常緑で、緑を楽しめる。

⑥1株100~130円くらいと安い。

⑦冬の寒さにも強く雪が降っても大丈夫。

⑧栄養や水がなくても大丈夫だからか、他の雑草も生えない。

 

ちょうど桜が咲く頃に咲きます。

見上げるさくらもいいけれど、足元の桜もいいものです。